バラック 欧州サッカー有名人
バラックはドイツ出身のサッカー選手で、ドイツ国内のクラブで活躍した後イングランドに渡りました。ポジションは攻撃的ミッドフィルダーとしてのイメージが強いですが、ドイツ時代はセンターハーフでプレイしていたこともあり、一時期はワンボランチで起用されていたもののたびたびゴール前に顔を出し、持ち前のヘディングの強さで何度もゴールを決めるという規格外のプレーを見せていたほどです。
現在では主流となったピッチの全域に顔を出すプレイヤーの先駆けとも言えます。ドイツ人選手はドイツ国内のクラブで活躍することが多く、国外のリーグに挑戦することは多くありません。しかし、バラックはイングランドのチェルシーに移籍し、強豪クラブにおいてポジションをしっかりと確保してあまたの勝利に貢献してきたのです。
しかし、その実力に反してタイトルには恵まれず、サッカー人生においてビッグタイトルの獲得が一回もないまま引退することになってしまいました。ドイツ代表として二回出場したワールドカップでは、それぞれ準優勝と3位という結果を残し、あと一歩まで迫るものの優勝には至らなかったのです。しかし、それでも欧州サッカーファンの記憶に残る選手として語り継がれているのです。