レンセンブリンク 欧州サッカー有名人

レンセンブリンク

レンセンブリンクは、オランダ代表として主にベルギーのアンデルレヒトで活躍した、欧州の元サッカー選手です。レフティーのストライカーとして、攻撃的サッカーの中心で活躍するだけでなくチャンスメークも得意とし、特に1978年のワールドカップ・アルゼンチン大会では、「空飛ぶオランダ人」ことヨハン・クライフに代わりエースとしてチームを引っ張り、オランダ代表を準優勝に導きました。

レンセンブリンクのプロデビューは、1965年、オランダのクラブチーム「DWSアムステルダム」で始まりました。DWSアムステルダムは現在のアルメレ・シティFCで、レンセンブリンクは4年間在籍した後、ベルギーのクラブ・ブルッヘへ移籍します。

1971年シーズンにアンデルレヒトへ移籍するとその能力を開花、アンデルレヒトは欧州のカップ戦で好成績を収めるなどチームを牽引し、1974年には西ドイツ大会でワールドカップ初出場を果たしました。2度めの出場となったアルゼンチン大会ではグループリーグから本領を発揮し、大会を通して5得点を挙げるなど、ワールドカップベストイレブンに選出されています。

1982年をもって引退しましたが、その名は「クライフ2世」として語り継がれています。